10句作品 広渡敬雄 ペリット
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第357号 2014-2-23広渡敬雄 ペリットクリックすると大きくなりますテキストはこちら第357号の表紙に戻る
View Article週刊俳句 第357号 2014年2月23日
第357号2014年2月23日■2013落選展 Salon des Refuses ≫読む■広渡敬雄 ペリット 10句 ≫読む■内村恭子 ケセラセラ 10句 ≫読む…………………………………………………………■俳句に似たもの〔2〕手品……生駒大祐 ≫読む■BLな俳句 第2回……関悦史 ≫読む■俳句の自然 子規への遡行28……橋本 直 ≫読む【句集を読む】■榮猿丸句集『点滅』のオフビート感……西原天気...
View Article後記+プロフィール 358
後記 ● 西原天気「週刊俳句」創刊7周年記念オフ会を4月19日(土)に開催いたます。詳細はこちらです。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。 ●白井健介さんは第211号(2011年5月8日)に続き二度目の10句寄稿をいただきました。...
View Article〔今週号の表紙〕第358号 公園 中嶋憲武
〔今週号の表紙〕第358号 公園中嶋憲武高円寺を歩く。高円寺は袋小路の街だとものの本には書かれている。歩いてみてなるほどと思う。 高円寺には意外と公園が多い。いつだったか山本勝之と高円寺の公園でのんびりとした事があった。山本勝之はビールを飲んで屁をこいた。あれはどこの公園だったのか。●週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
View Article自由律俳句を読む33 内藤寸栗子 〔1〕 馬場古戸暢
自由律俳句を読む33内藤寸栗子 〔1〕馬場古戸暢内藤寸栗子(ないとうすんりつし、1873-1936)は、丹波出身の自由律俳人。『層雲』初期より没年に至るまで、井泉水に師事した。以下『自由律俳句作品史』(永田書房、1979)より、数句を選んで鑑賞したい。また白壁に石蕗の花添う冬が来し...
View Article絶妙な言い足りなさ 齋藤朝比古『累日』の一句 上野葉月
絶妙な言い足りなさ齋藤朝比古『累日』の一句上野葉月 句集を読む習慣のない私ですが、休日にアニメサイトで日がな一日アニメを見たりするとさすがに気分を変えたくなって句集を手に取ることもまったくないわけではない。秋刀魚からしたたるものの爆ぜにけり...
View Article【週俳2月の俳句を読む】淡く、前衛的であること 福田若之
【週俳2月の俳句を読む】淡く、前衛的であること福田若之段ボールに水彩で描く春の草 加藤水名加藤水名「斑模様」の持つ淡さが好きだ――この十句目の水彩の淡さを感じながらそう思った。読み返す。妙案のなくて薄氷捨てにけり...
View Article10句作品テキスト 白井健介 乾燥剤
白井健介 乾燥剤歯切れよき春の鴉にヘリの音魚の氷にファスナー喉ぼとけ咬みかけ「倒れてはる」て、鉢の椿に敬語やなぁむらさきの帯が束ねて はうれん草恋猫の嫋嫋もろに床下よ乾燥剤溜まれり海苔入るるタッパーうららかや雄犬雪を嗅ぎ惑ふホチキス留めを百十余回のち日永雲呑麺めあてに歩くおぼろかな指汚す辣油 吉本隆明忌●
View Article10句作品 白井健介 乾燥剤
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View Article10句作品 山口優夢 春を呼ぶ
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第358号 2014-3-2山口優夢 春を呼ぶクリックすると大きくなりますテキストはこちら第358号の表紙に戻る
View Article週刊俳句 第358号 2014年3月2日
第358号2014年3月2日■『週刊俳句』創刊7周年記念 オフ会のお知らせ(4月19日)≫見る■2013落選展 Salon des Refuses ≫読む■白井健介 乾燥剤 10句 ≫読む■山口優夢 春を呼ぶ 50句 ≫読む…………………………………………………………■空蝉の部屋 飯島晴子を読む〔 17 〕……小林苑を ≫読む【句集を読む】■絶妙な言い足りなさ齋藤朝比古『累日』の一句……上野葉月...
View Article自由律俳句を読む34 内藤寸栗子 〔2〕 馬場古戸暢
自由律俳句を読む34内藤寸栗子 〔2〕馬場古戸暢前回に引き続き、内藤寸栗子句を鑑賞する。狂ふて鎮まらぬ人に桜咲かんとする 内藤寸栗子夜の桜の下での景とみた。恐怖を感じなくもないが、桜が咲けばまた彼(女)も鎮まってくれることだろう。春野のゆくゑの白帆一つが目にしむ朝かな...
View Article【週俳2月の俳句を読む】俳人の意地 小早川忠義
【週俳2月の俳句を読む】俳人の意地小早川忠義コンビニに冬の朝注がれていく 内藤独楽混沌の欠片たとえば冬銀河 同一句目。冬の朝の日差しは室内の深いところに差し込んでくる。終日明るいコンビニという空間だからこそその現象がより実感させられるところ である。二句目含めて、作者の取材の範囲は日常の中の僅かな季節の感覚。その僅かな感覚が固い熟語や目を引く動詞によって損なわれる心配が付...
View Article【週俳2月の俳句を読む】ひとつわかったのは 笠井亞子
【週俳2月の俳句を読む】ひとつわかったのは笠井亞子髪に挿しまだ息をしている椿 原知子さりげなく非日常感覚をとらえようとしている句群。その中でこの句は、椿の、無表情でありながらなまなましい生態をうまく表現していると思った。挿している女性にはフォーカスされず、視線は椿へと…。枝から離れてなお、花単体として自己主張するのは椿が随一かもしれない。使わないエスペラント語猫の恋...
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