10句作品 仁平勝 二人姓名詠込之句
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第335号 2013-9-22仁平勝 二人姓名詠込之句クリックすると大きくなりますテキストはこちら第335号の表紙に戻る
View Article10句作品テキスト 今泉礼奈 くるぶし
くるぶし 今泉礼奈餌売れば釣竿も売る初秋かな秋扇としていつまでも使ひけり虫の音や腕にやさしく菓子の重み晴れてゐて去年と同じ案山子かな稲架解きて控へめに畦交はれり歯ぶらしと歯が濡れてをる月夜なり溢蚊をそつとはらひて告白す団栗を持ちそれなりの気分かな颱風や船の名前が船と並ぶくるぶしの高さに差なし秋簾●
View Article10句作品 今泉礼奈 くるぶし
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第335号 2013-9-22今泉礼奈 くるぶしクリックすると大きくなりますテキストはこちら第335号の表紙に戻る
View Article10句作品テキスト 小早川忠義 客のゐぬ間に
客のゐぬ間に 小早川忠義缶ビール買ひしなぷしゆと開けられぬどぶ板の隙間の蝉の羽音かなごきかぶり客のゐぬ間にちりとりへ秋立つや氷に賞味期限なく二の腕の裏刺されたり秋の蚊に銀漢や工事の泥の跡白く七夕やいつもあなたとコンビにとドリンク剤ひと息に飲み秋祭おにぎりのセロファンはがし運動会山椒の実がりりと噛みて夜勤へと●
View Article10句作品 小早川忠義 客のゐぬ間に
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第335号 2013-9-22小早川忠義 客のゐぬ間にクリックすると大きくなりますテキストはこちら第335号の表紙に戻る
View Article週刊俳句 第335号 2013年9月22日
第335号2013年9月22日■小早川忠義 客のゐぬ間に 10句 ≫読む ■今泉礼奈 くるぶし 10句 ≫読む■仁平 勝 二人姓名詠込之句 8句 ≫読む解題とヒント……仁平 勝 ≫読む…………………………………………………………■奇人怪人俳人11抒情派マルキスト・古沢太穂……今井 聖 ≫読む■「ku+」(クプラス)創刊予告特集■「ku+」が創刊されるのだ宣言 ……高山れおな...
View Article10句作品 仁平勝 女の園
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第342号 2013-11-10仁平勝 女の園クリックすると大きくなりますテキストはこちら第342号の表紙に戻る
View Article10句作品 山岸由佳 よるの鰯雲
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第342号 2013-11-10山岸由佳 よるの鰯雲クリックすると大きくなりますテキストはこちら第342号の表紙に戻る
View Article10句作品 本井英 柄長まじりに
画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第342号 2013-11-10本井英 柄長まじりにクリックすると大きくなりますテキストはこちら第342号の表紙に戻る
View Article週刊俳句 第342号 2013年11月10日
第342号2013年11月10日■2013落選展 Salon des Refusés ≫読む■本井 英 柄長まじりに 10句 ≫読む■山岸由佳 よるの鰯雲 10句 ≫読む■仁平 勝 女の園 10句 ≫読む解題……仁平 勝 ≫読む…………………………………………………………【2013落選展を読む】言葉で、モノの質感を……対中いずみ ≫読む逆回転エコー……三島ゆかり...
View Article〔今週号の表紙〕第343号 落葉 西村小市
〔今週号の表紙〕 第343号 落葉西村小市群馬県渋川市にある伊香保温泉に出かけました。温泉につかる前に物聞山にある上ノ山公園までロープウェイに乗り、徒歩で下りました。その時に遊歩道で撮影したものです。●週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
View Article朝の爽波92 小川春休
小川春休92さて、今回も第四句集『一筆』の「昭和六十二年」から。今回鑑賞した句は昭和六十二年の盛夏の頃かと思われます。ここのところ昭和六十二年の夏の句をずっと鑑賞してますね。爽波さんも「わが詩多産の夏」だったのでしょうか。「青」に連載の「枚方から」、前回、七月号掲載分としてご紹介した「枚方から・吟行の心得(その二)」が実は八月号掲載分で、一月分ずれておりました。失礼いたしました。帰省してその夜月の出...
View Article林田紀音夫全句集拾読 291 野口 裕
林田紀音夫全句集拾読291野口 裕犬連れて薄暮は言葉すくなくて平成四年、未発表句。ちょっと暗くなってきた中、黙礼だけで行きすぎた人。犬だけが前へ前へと進もうとしている。佳句。 ●運動会午後へ乾いた曲流す平成四年、未発表句。「へ」で生きた句。呪詛に近い響き。...
View Article俳句セブンティーズ 2013/10/06 11/03放送分
構成&パーソナリティ 小池康生本誌「商店街放浪記」などでおなじみの、小池康生さんの、「俳句セブンティーンズ」(京都FM)、俳句とクラシックの番組(小池さん、本職は放送作家なのです)俳句をめぐるヨモヤマばなしと、すてきな音楽。FM京都あるふぁステーション89.4MHz『俳句セブンティーンズ』(第一日曜朝6時~6時44分)第3回出演:小池康生/中川舞美...
View Article【週俳10月の俳句を読む】俳句は「受領書」
【週俳10月の俳句を読む】俳句は「受領書」西原天気■村越敦 秋の象この秋、上野動物園をかなりひつこく歩き回った。吟行だったので、同行した友人たちの反応も見ていたが、ハシビロコウ人気は絶大だった。ハシビロコウ微動ぞそれを金風と 村越敦ともかく動かない。剝製か?...
View Article【週俳10月の俳句を読む】そして、すべての把手は
【週俳10月の俳句を読む】そして、すべての把手は野口る理風一片灰から灰へのりうつる 西原天気灰が風に吹かれるさまを、風主体に詠んだ一句。「風一片」という言葉のしなやかさだけでもしばらく愉しめる。「風」が乗り移ったような「灰」の動きを見つめていると、その「風」は次の「灰」へ「のりうつる」という。そこには目が良いというだけではない抒情があるだろう。灰といえば、“earth to earth,...
View Article