〔名歌にしたい無名歌〕Robin D Gillの古狂歌考 robin d. gill(敬愚)
〔名歌にしたい無名歌〕Robin D Gillの古狂歌考robin d. gill(敬愚)いきなり初桜の写真がFB友のペイジに見たら、名歌にしたいかどうかまだ意見がない三首の連想文が出てしまった。俳句数奇の皆さんのご意見を待つ。名歌は、ありますか。南より花に追われて雁がねは残る寒さを引き連れて行く 晒楽斎E1808The cherry blossom host in hot pursuit, our...
View Article週刊俳句 第568号 2018年3月11日
第568号2018年3月11日≫2017角川俳句賞「落選展」■近江文代 脈拍 10句 ≫読む……………………………………………【名歌にしたい無名歌】 Robin D Gillの古狂歌考……robin d. gill(敬愚) ≫読む■ハイク・フムフム・ハワイアン3俳句の電報、俳句の香木……小津夜景 ≫読む2017落選展を読む 「5. 岡田由季 手のひらの丘」……上田信治...
View Article【週俳2月の俳句を読む】そういうときの 宮本佳世乃
【週俳2月の俳句を読む】そういうときの宮本佳世乃春風に吹かるる鳩を見て帰る 堀切克洋春風は、基本的にはやさしい風。季節はまだ少し肌寒い。休みの日や、ぽーんと余裕ができた日、しゃらしゃらとしたスーパーの袋でも提げて、鳩を見て帰る。この句を見ていると、のんびりしたくなる。姿見の下の屑籠暮れかぬる...
View Article週刊俳句 第569号 2018年3月18日
第569号2018年3月18日ハイク・フムフム・ハワイアン 4■荻原井泉水とハワイ……小津夜景 ≫読む【週俳2月の俳句を読む】■菊田一平 本郷と言えば ≫読む■宮本佳世乃 そういうときの ≫読む【中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜】■美空ひばり「泣き笑いのマンボ」 ≫読む〔今週号の表紙〕猫柳……大江進 ≫読む■イベントお知らせ北大路翼× 上田信治「祈る俳句」@梅田...
View Article後記+プロフィール 第569号
後記 ◆ 西原天気桜はもうすぐですね。といっても、それはソメイヨシノの話。すでに満開の桜もたくさんあります。そういえば、河津桜。伊豆・河津町の名物の早咲きの桜。とのところ都内にも増えてきたように思います。一足先に観光客を集めたいという魂胆?●それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。no.569/2018-3-18 profile■小津夜景...
View Article後記+プロフィール 第570号
後記 ◆ 村田 篠(Under Construction)no.570/2018-3-25 profile■高山れおな たかやま・れおな1968年、茨城県生まれ。 句集『ウルトラ』『荒東雑詩』『俳諧曾我』。■名取里美 なとり・さとみ1961年伊勢生まれ。山口青邨の「夏草」を経て「藍生」所属。句集『螢の木』『あかり』(駿河梅花文学大賞)『家族』。ブログ「名取里美...
View Article中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 第43回 The Mirraz「NEW WORLD」
中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜第43回 The Mirraz「NEW WORLD」天気●映画を観ていたらエンドロールだったかな、これがかかってね、えらく早口。加湿器、もとい歌詞付きの動画があったので、それを。天気●The...
View Article肉化するダコツ⑦雁ゆきてべつとりあをき春の嶺 彌榮浩樹
肉化するダコツ⑦雁ゆきてべつとりあをき春の嶺彌榮浩樹蛇笏の句から、俳句の秘密をしゃぶり取ろう。そんな目論見を持った極私的考察、その7回目。掲句、これもまた、<ド蛇笏な句>だ。一見単純な句にみえるが、どうしてどうしてなかなか手ごわい句。俳句表現の上でのキモは、3つあると思う。1.「べつとりあをき」2.座五が「春の空」ではなく「春の嶺」であること3.「~春の~」のかぶせ1.について。「べつとり」という素...
View Article雪女とクリームソーダ 福田若之
雪女とクリームソーダ福田若之個人歳時記編纂中。ある疑問。「雪女」がいろんな歳時記で「天文」分類になっているのに違和感増幅中! 「雪女」は人事だろ? いやいや、行事だろ? 違う、あれは動物だ。社内論議沸騰してます。— 島田牙城@邑書林&里俳句会 (@younohon)...
View Article句集を読む 福田若之『自生地』を読む 高山れおな
句集を読む 福田若之『自生地』を読む 高山れおな 『自生地』(二〇一七年 東京四季出版)を読んで、一種、別格の感じを持った。過去三十年の間にいろいろな新刊句集に触れたが、別格などという空疎とも取られかねない大仰な言葉をあえて使いたいと思った句集は、安井浩司の『句篇 ―終りなりわが始めなり―』(二〇〇三年...
View Article10句作品 しら梅 名取里美
画像をクリックすると大きくなります。しら梅 名取里美 白梅の中抜けてきし鳥のかほいつときの恋いつときの梅ま白梅の花たのしきことをかんがふる春なれやとろけさうなる鯉のひれ風光るほこほこ乾くもぐら塚十字架のうしろに揺るる椿かな踏むがよし汐光りあふ踏絵板春雪のあひふれあへば雪のまま初桜小さき光の水の玉悼 金子兜太先生龍天に登る青鮫引きつれて
View Article週刊俳句 第570号 2018年3月25日
第570号2018年3月25日■高山れおな 乙未蒙古行 50句 ≫読む■名取里美 しら梅 10句 ≫読む…………………………………………【句集を読む】■福田若之『自生地』を読む……高山れおな ≫読む肉化するダコツ⑦■雁ゆきてべつとりあをき春の嶺…… 彌榮浩樹 ≫読む■雪女とクリームソーダ……福田若之 ≫読む【中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜】■第43回 The Mirraz「NEW WORLD」...
View Article特別作品50句 乙未蒙古行 高山れおな
画像をクリックすると大きくなります乙未蒙古行 高山れおなウランバートルおろしや式ホテルに着きぬ秋の暮首都を出てすぐ八千草の国となる風葬の峰々(ねゝ)か秋の日惜しみなく十三世紀村蒙兵の姿(なり)もしてみてすさまじやゲル・キャンプ...
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