$ 0 0 画像をクリックすると大きくなります。 浮氣女のやうに 小山森生砂漠より怒聲と悲鳴花の闇そこにまた別の椿がひたと落つ落椿重なり浅川マキ歌ふ金雀枝を斷つや波郷の肉と骨浮氣女のやうに葉櫻の下をゆく蒲公英がそんなつもりはないと言ふ庖丁を差せし扉を閉づ立夏かな枯死の枝を銜へ折る鳩夏霞凹む日は毛蟲に道を横切らる阮(グェン)さんが舌を出すから五月晴