$ 0 0 画像をクリックすると大きくなりますもらふ火 安岡麻佑冬銀河肢体ねぢれて球送る黙禱の眠りにも似て銀狐死なぬ日の影を放ちて大枯野木の葉雨犀の背の縮まつて皺たまゆらの灯にもらふ火や初時雨魚影ごとこほりて湖のうるはしく寝台車冬の雲より遠ざかる神の留守林間に夫見失ふ繋ぐ手を入れ替へてカトレアを抱く陶土あたためる向かひに山眠る