Quantcast
Channel: 週刊俳句 Haiku Weekly
Browsing all 5929 articles
Browse latest View live

【週俳2月の俳句・川柳を読む】「叫び」よりも「声」は怖い  小池康生

【週俳2月の俳句・川柳を読む】「叫び」よりも「声」は怖い小池康生◆中村 遥 『光る魚』   絵襖の金ンこぼすかに鳥鳴いて「絵襖の金ンこぼすかに」は、「鳥鳴いて」にかかってくる。分かるようで分からなくて、魅力的だ。鳥が鳴くことによって、絵襖の金がときどきこぼれてくるかのようにも思える。黄金溢れる絵襖なのだろうし、金をそそのかすような鳴き声なのだろう。◆水草生ふ...

View Article


脇起し九吟歌仙 ひとときのの巻

脇起し九吟歌仙 ひとときのの巻   ひとときの太古の焔お水取り  和田悟朗    余寒おほきくうつろへる影   ゆかり   かざぐるま風を愉しみ音立てて   銀河    どこからか来るなつかしき声    七   昼月のぼやけ両国橋の上      苑を    電車から見て町は爽やか      令ウ  紅葉へと女子大生の集まれる    由季    楽屋口には菓子と手紙と     媚庵...

View Article


ひとときのの巻 評釈

ひとときのの巻 評釈...

View Article

和田悟朗追悼歌仙「ひとときの」の巻 企画発案者から 堀本 吟

メッセージ和田悟朗追悼歌仙「ひとときの」の巻 企画発案者から堀本 吟★この歌仙は、二〇一五年三月七日起首三月二十三日満尾。企画というような大げさなものではありませんが、私、銀河と三島ゆかりさんが声をかけて集まってくださった方全九...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

【みみず・ぶっくすBOOKS】第1回 ドミニク・シポー編『額(ぬか)の真中(まなか)に/戦争俳句1914-1918』 小津夜景

【みみず・ぶっくすBOOKS】第1回ドミニク・シポー編『額(ぬか)の真中(まなか)に/戦争俳句1914-1918』小津夜景以前、【みみず・ぶっくす】で散歩篇と称して「フランスの片田舎でどのくらい俳句関係の本が買えるのか」を調べたことがある。調べたといってもただの素人調査、本屋さんに行って棚を見てきただけなのだが、それでもかなり新鮮な体験だった。どの店にも俳句のコーナーがあった上に、造本もジャポニズム...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

週刊俳句 第465号 2016年3月20日

第465号2016年3月20日■2015 角川俳句賞落選展 ≫見る■2014「石田波郷賞」落選展 ≫見る■和田悟朗追悼歌仙「ひとときの」の巻企画発案者から……堀本 吟 ≫読む■脇起し九吟歌仙「ひとときの」の巻 ≫読む■ひとときのの巻 評釈...

View Article

後記+プロフィール 第466号

後記 ●...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

〔今週号の表紙〕第466号 東京中央郵便局 西原天気

〔今週号の表紙〕第466号...

View Article


【八田木枯の一句】母の額椿落ちなばひび入らむ 角谷昌子

【八田木枯の一句】母の額(ぬか)椿落ちなばひび入らむ角谷昌子第6句集『鏡騒』(2010年)より。母の額(ぬか)椿落ちなばひび入らむ...

View Article


【週俳2月の俳句・川柳を読む】雪が来る予感は恋の始まり  篠崎央子

【週俳2月の俳句・川柳を読む】雪が来る予感は恋の始まり篠崎央子  雪来るか不思議の色に光る魚  中村...

View Article

【週俳2月の俳句・川柳を読む】ここではない場所、ふたつ。 江口ちかる

【週俳2月の俳句・川柳を読む】ここではない場所、ふたつ。江口ちかるこどものころ、天井板の木目や、すこしだけあいた引き出しが怖かった。あるいは光った葉がみっしり連なっている椿の垣根とか。日常と地続きのところに、ここではない場所がある。怖いのだが、交わりたい心地もあった。かくれんぼ三つかぞえて冬となる 寺山修司鏡から花粉まみれの父帰る   石部...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

【みみず・ぶっくすBOOKS】第2回 ドミニク・シポー&見目誠編『月と我/雑誌「馬酔木」の最も美しい俳句集』 小津夜景

【みみず・ぶっくすBOOKS】第2回ドミニク・シポー&見目誠編『月と我/雑誌「馬酔木」の最も美しい俳句集』小津夜景ウラハイの【みみず・ぶっくす】を一時休載してお届けしているフランスの本屋探訪。第2回に紹介するのは『月と我/雑誌「馬酔木」の最も美しい俳句集』という本だ。私でも知っている(=義務教育で習う)あの有名結社のアンソロジーである。こんなの、並の日本人はまず手に取る機会がないだろう。ちなみにこれ...

View Article

10句作品テキスト 西川火尖 デモテープ

デモテープ  西川火尖レコードの空転が始まる彼岸花種に黒使はるる眩しさよ漬物の張り付く小皿涅槃西風凧手応へだけになつてをり陽炎へるまで試聴機を再生すクレソンをしつかり食べて壊しけり端折りつつ話してみても蝶狂ふ囀や鼻血ふつふつ湧く心地春月の余熱のやうに口ずさむ蒲公英や記憶正しいかも知れず●

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

10句作品 西川火尖 デモテープ

画像をクリックすると大きくなります。週刊俳句 第466号 2016-3-27西川火尖 デモテープクリックすると大きくなりますテキストはこちら第466号の表紙に戻る

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

週刊俳句 第466号 2016年3月27日

第466号2016年3月27日■2015 角川俳句賞落選展 ≫見る■2014「石田波郷賞」落選展 ≫見る■西川火尖 デモテープ 10句 ≫読む……………………………………………【みみず・ぶっくすBOOKS】第2回ドミニク・シポー&見目誠編■『月と我/雑誌「馬酔木」の最も美しい俳句集』……小津夜景 ≫読む【週俳2月の俳句・川柳を読む】■篠崎央子 雪が来る予感は恋の始まり ≫読む■江口ちかる...

View Article


後記+プロフィール 第467号

後記 ●...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

〔今週号の表紙〕第467号 ヤドカリ視点 西原天気

〔今週号の表紙〕第467号 ヤドカリ視点西原天気潮干狩りの季節ですね(まだ少し寒すぎるか?)。世間は桜やら花見やらで沸き立っていそうですが、ここはあえて。地面にカメラを置いてシャッターを押すと、ふだんとは違った景色。みなさんにもオススメします。ちなみに、こちら(↓)は、人間視点。●週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

View Article


自由律俳句を読む 131 「鉄塊」を読む〔17〕 畠働猫

自由律俳句を読む 131「鉄塊」を読む〔17〕畠...

View Article

【八田木枯の一句】ねころがり彼岸の母と手をつなぐ 田中惣一郎

【八田木枯の一句】ねころがり彼岸の母と手をつなぐ田中惣一郎ねころがり彼岸の母と手をつなぐ...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

【みみず・ぶっくすBOOKS】第3回 アレックス・ドラヴァン『H24/24のHAIKUで語る24HOURS』 小津夜景

【みみず・ぶっくすBOOKS】第3回アレックス・ドラヴァン『H24/24 の HAIKU で語る 24...

View Article
Browsing all 5929 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>