〔今週号の表紙〕第610号 鳶 岡田由季
〔今週号の表紙〕第610号 鳶岡田由季大阪沿岸部の南端に、深日漁港という小さな港があります。「深日」と書いて「ふけ」と読みます。ある日曜日、自転車でそこまで行ってみました。堤防にずらりと釣人が並び、魚の匂いがして、トンビが多数群れていました。あと、もう少しだけ南下すれば、和歌山です。●週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
View Article週刊俳句2018年アンソロジー 45名45句
週刊俳句2018年アンソロジー 45名45句花びらはふちより傷み寒椿 塩見恵介 第560号冬眠や昔の受話器重かりき 橋本小たか 第561号姿なき鳥のこゑより寒明くる 堀切克洋 第563号 のど飴を温めている紙懐炉 野口裕 第564号雪靴の試し履きなり雪を踏む 黄土眠兎 第565号 万国旗ずたずたにして冬に入る 川嶋健祐 第566号そぼ濡れてあたり白梅ばかりなり 近江文代...
View Article2019年 新年詠 大募集
2019年 新年詠 大募集新年詠を募集いたします。●おひとりさま 一句 (多行形式ナシ)●簡単なプロフィールをお添えください。※プロフィールの表記・体裁は既存の「後記+プロフィール」に揃えていただけると幸いです。●投句期間 2019年1月1日(火)0:00~1月5日(土)...
View Article週刊俳句 第610号 2018年12月30日
第610号2018年12月30日≫2018角川俳句賞「落選展」■2019年 新年詠 大募集 ≫見る〔2018年週俳のオススメ記事〕■1月~3月 目出度さがどさっと……岡田由季 ≫読む■4月~6月 きっかけ……村田 篠 ≫読む■7月~9月 ★……西原天気 ≫読む■10月~12月 どれをとっても……上田信治 ≫読む■週刊俳句2018年アンソロジー 45名45句……福田若之・謹撰...
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後記 ◆ 上田信治あけましておめでとうございます。本年最初の「週刊俳句」をお届けします。●恒例「新年詠」、今年は161人のご参加をいただきました。過去最多? たぶんそうです。お楽しみください。●今年もよろしくお願いします。それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。no.611/2019-1-6 profile■ 渕上信子 ふちがみ・のぶこ...
View Article〔今週号の表紙〕第611号 猿廻し 岡田由季
〔今週号の表紙〕第611号 猿廻し岡田由季動物を使った芸を見ていると、どうしても、おもしろうてやがてかなしき・・・という気分になってきてしまいます。●週俳ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
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2019年新年詠 〔投句順〕初星や猪口一杯の酒にゑひ 渕上信子息吐いて吸うております去年今年 西村小市偶然が混雑してる初みくじ ふじもりよしと喜寿米寿卒寿のかはす御慶かな 矢作十志夫存分に朝の空気を大旦 杉田菜穂初みそら修行するのしゅ瞬間のしゅ 藤本る衣初鴉ピースピースと兜太の声 藤崎幸恵ゆく年の湯舟に眠くいのちって何...
View Article週刊俳句 第611号 2019年1月6日
第611号 2019年1月6日≫2018角川俳句賞「落選展」■2019年新年詠 ■タテ読み ≫読む■ 新年詠・テキスト版 ≫読む■ご参加一覧〔投稿順〕渕上信子/西村小市/ふじもりよしと /矢作十志夫杉田菜穂/藤本る衣/藤崎幸恵/池田澄子/北大路翼鈴木茂雄/篠崎央子/飯田冬眞/竹内宗一郎/大島雄作瀬戸正洋/玉田憲子/上野葉月/笹岡大刀 /すずきみのる中村...
View Article後記+プロフィール612
後記 ◆ 福田若之本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。都心でもいよいよ初雪が観測されたとか。夜の冷え込み、くれぐれもご注意ください。飲みすぎも。●それではまた来週、お会いしましょう。no.612/2018-1-13 profile■青山ゆりえ あおやま・ゆりえ1997年生。里、早稲田大学俳句研究会、平成九年度俳句会。 ■黒岩徳将...
View Article中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 打首獄門同好会「布団の中から出たくない」
中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜打首獄門同好会「布団の中から出たくない」天気●「ふとんの国」に住みたいんですよ。憲武●なるほど。一理あります。天気●国って言っても、住民は私ひとりですけどね。天気●どんなバンドか知らないけれど、バンド名は最高の部類。「同好会」って部分はやりすぎっぽいにしても。憲武●インパクトはあります。天気●レゲエとストレートなハードロック? っていうの? デスメタル?...
View Article【俳人インタビュー】黒岩徳将さんへの10の質問
【俳人インタビュー】黒岩徳将さんへの10の質問質問:西原天気Q1 今週、何句作りましたか?45句です。1月は年始休暇でブーストできるのでまだ楽な月です。質と量のハイク・ライフ・バランスを最高潮に持っていくために私たちは何をすべきなのでしょうか。Q2...
View Article【空へゆく階段】№1 詩情の復権 田中裕明
【空へゆく階段】№1詩情の復権田中裕明「俳句研究」2000年8月号掲載近所の水無瀬川に螢が飛ぶ時期はごく短い。今年は六月はじめの十日間くらい。その或る夜、子どもを連れて河原まで出ました。ここ数年で螢の数も少なくなったといいます。それでも数えきれないほどの青い光が、中学校の前の橋から下流にかけて見えました。じっとその光を見つめていると、王朝時代の詩人たちが螢火をもの思う人の魂だと信じたことが、ごく自然...
View Article10句作品 青山ゆりえ 年
画像をクリックすると大きくなります青山ゆりえ 年やがて木を忘れよ年のワイン新た恐ろしく照つて脂の鰤切身電飾が樅とせりあふ役場の冬マフラーが賢しげな木に待合すおののくやマスクあまねく受験生年の瀬のノートに君は無敵とありしらじらと艶のすぐれて河豚潔白雪覆坊主に手取り二十万一条は橋のくれなゐ雪げしき満遍なく木にしるされよ今朝の雪
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