$ 0 0 画像をクリックすると大きくなります月夜 上森敦代月の出のフォーク逆さに使いおり宵待の壺の中から波の音白き尾を抱えて眠る小望月コンソメの匂いの残る良夜かな月の船父が手招きしておりぬ十六夜を巡れば骨の軋みけり錠剤のひとつ失せたる居待月ちぎれそうな月が男の上にあり城山に残る山彦昼の月襖絵の虎が水飲む十三夜